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 ホンダ ビート クラッチオイルを見守る回路

 
 クラッチ回路は油圧制御を採用しています。クラッチペダルの踏力により油圧を掛けてトランスミッション側のクラッチ機構を
作動させている構造ですが、経年劣化により油圧配管系統に不具合を生じて油圧を失うトラブルが多く発生します。

 代表的な不具合としてはクラッチペダル直後に存在するクラッチマスターシリンダーからのオイル漏れです。
その後は配管を通して車体後ろでのクラッチホースや接続パイプ、トランスミッションに固定されているスレーブシリンダと
数か所のオイル漏れポイントが存在しています。
どこからのオイル漏れに関わらず油圧を失うとクラッチ操作が出来なくなって走行不能に陥ります。

 オイルが完全に漏れ出して油圧を失う前にドライバーが事前に知ることが出来れば路上トラブルを回避可能になることを目的に
クラッチオイルの残量を監視する安全装置が【クラッチオイルを見守る回路】の役目です。

 クラッチオイルの油面が設定したレベルまで低下した時点でクラッチオイルを見守る回路が作動して、ドライバー目前のメーター内部
サイドブレーキ警告灯を点灯させます。サイドブレーキをリリースしても消灯せずに点灯を維持するために不具合が発生していることを
視覚的に気付くことが出来るため、走行不能状態に陥ることを回避することが可能になります。
 
 見守るキャップフロートは(株)ワッティー社製高精度耐久フロートスイッチ 接続コネクターにはTEconnectivity社DTMコネクターを採用しています。製品クオリティの向上を追求して確実な動作と耐久性を実現しました。
 取付けは純正リザーバタンクキャップと入れ替え交換とブレーキオイル警告灯配線への追加接続で工具不要のコネクターオン装着
クラッチオイル油面レベルが低下した時点で回路が作動してサイドブレーキ警告灯を点灯させてドライバーへ異常を知らせます。
 クラッチマスターシリンダ リザーバタンク油面がMINレベル近辺に低下すると、ブレーキ警告灯が点灯します。

 オイル残量としては十分な量が残されてますから、警告ランプが点灯したら安全な場所へ停車して点検を行い、必要が有ればブレーキのマスターシリンダ リザーバタンクからオイルを汲み取ってクラッチへ補充すれば短距離の移動は可能です。
※ブレーキとクラッチのオイルは一般的に同じ油脂を使用しています。

  接続ハーネスはECU結線用高品質配線を使用しています。

  製造ロット管理により配線色が変更になるのでご了承ください。カラー選択は出来ません。

 配線接続取り付けは工具不要の簡単装着です。
 フロントボンネット内の作業で完了します。
品名 価格 備考

クラッチオイルを見守る回路
¥17,600(税込)
見守るリザーバキャップ本体
接続ハーネス
配線固定ツイストクリップ2個

工具不要コネクターオン取り付け


クラッチオイルを見守る回路
ASSYセット
¥28,930(税込)
見守るリザーバキャップ付きマスターシリンダ
接続ハーネス
クラッチマスターシール
ナットワッシャ2個
配線固定ツイストクリップ2個

交換作業は整備書に基づき適切に行ってください

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